WiMAXサービス終了ですべきこととは

2019年1月25日

WiMAXとは

 

UQコミュニケーションズは、初代のWiMAXサービスを2020年3月末に終了することを発表しました。WiMAXサービス終了はインターネット環境にどのような影響を与えるのでしょうか。

 

WiMAXは動体通信方式の規格の一種であり、携帯電話の3GやLTE等と同じ移動体通信方式です。日本ではKDDIグループの「UQコミュニケーションズ」が、サービスを提供しています。

WiMAXは持ち運びができる無線LANになりますが、通話することは不可なので、完全にインターネット専用のサービスです。WiMAXを契約すると、同時に提供されるモバイターによってインターネットを受信します。

 

さらにWi-Fiでパソコンやスマートフォンなどにネットを繋ぐ仕組みです。国内で一般の顧客向けにサービスが開始されたのが2009年なので、まだ新しいサービスと言えるでしょう。

 

・現在のWiMAX

現在のWiMAXはWiMAX2+(ワイマックスツープラス)が最新版です。下りの最高速度は440Mbpsとなっており、光回線より若干速度が劣りますが、快適に使うことができます。

 

WiMAXは工事が不要なうえ、簡単にインターネットが楽しめるということで、一気に利用者が急増しました。モバイルインターネットとしてはもっとも早いので、自宅の固定回線として利用している人も多いようです。

 

WiMAXサービスの終了

サービス開始から幅広く普及したWiMAXですが、提供元のUQコミュニケーションズはWiMAXサービスを終了することを発表、それに伴いWiMAXサービスの新規加入申込み受付を昨年秋に終了しました。

 

現在はWiMAX機器を利用するユーザーが、WiMAX 2+機器に無料で機種変更できるよう、2020年のWiMAXサービス終了時まで、キャンペーンの受付をしています。

 

・WiMAXサービス終了で一部機種の機能が使えなくなる

一部の機種で、通信方式をWiMAXに固定する「ノーリミットモード」の機能が使えなくなります。「ノーリミットモード」とはプランに関わらず、WiMAX回線での通信が無制限で利用できるモードです。

 

使えなくなるノーリミットモード対応機種は以下の通りです。

 

○HWD14

○HWD15

○NAD11

○URoad-Home 2+

 

新しい機種にはこの機能は付いておらず、古い機種の回線は元々遅いので、新しい機種を使用している、または変更を検討している場合は問題ないでしょう。

 

ノーリミットモードと同じく、WiMAXサービス終了で、「自動切り替えモード」も使えなくなります。「WiMAX2+」で繋がらなかった場合、「WiMAX」に自動に切り替える機能で、「WiMAX2+」が普及する前によく利用されていました。

 

対応機種はWX01、WX02の2種類で、現在は「WiMAX2+」の使用範囲の方が広いので、こちらも利用にさほど影響はないといわれています。

・WiMAX 2+が高速化する?

UQコミュニケーションズは現在使用中の周波数(10MHz)をサービス終了後、WiMAX 2+サービスに転用することを明らかにしています。これにより、WiMAX 2+サービスがさらに高速化することを期待できます。

 

また、高速化について、正式な情報は発表されてはいませんが、WiMAXサービスが終了する2020年春までに新たに高速通信技術が導入された場合、さらなる高速化が可能です。

 

・これから契約する場合におすすめなのは

古いWiMAXを解約し、新しく契約する方も多いのではないでしょうか。他社への乗り換えを計画していない方にとって、おすすめの機種や契約プランを紹介します。

 

・契約プランを決める

現在のプランは「通常プラン」と「ギガ放題プラン」の2つです。

 

通常プランはデータ量が月間で7GBを超えると128kbpsの速度制限が掛かってしまいます。対して、ギガ放題プランは通常プランよりも月額が高いですが無制限なため、データ量の制限を気にせずインターネットが使えます。

 

速度制限が掛かってしまうと通信が極端に遅くなり、ストレスを感じてしまう程なので、動画や映画をよく見る場合はギガ放題すると良いでしょう。

 

・機種を決める

ルータは5種類あり、「W06」、「W05」、「W04」、「WX05」、「WX04」から選べます。この中で「W06」は下り最大通信速度が867Mbpsと通信速度のスペックが高いです。ただし、お住まいの間取りや環境によってアクセス環境が大きく変わるので、繋がりやすさや使いやすさで自分に会った選び方で検討しましょう。

 

クレードルとケーブルの購入は?

 

クレードルはWiMAXを充電する台のようなものです。WiMAXの公式ページで取り扱っており、ケーブルと一緒に購入できますが使わない人も多いので、自分に必要かどうか考えて購入しましょう。

 

まとめ

 

WiMAXサービス終了のニュースは多くのユーザーに衝撃を与えました。ただし、WiMAX回線とWiMAX2+回線は回線速度が明確に違うので、早めにWiMAX2+回線に移行することで、快適なインターネットを楽しむことが可能です。

 

しかし、今回のサービス終了をいい機会と考えて、いま一度利用しているプランなどを再検討してみるのも良いかもしれませんね。

さまざまな情報を把握して、WiMAXサービス終了に備えてはいかがでしょうか。