wifi対応の自動販売機って知ってる?2020年までに普及拡大中!

2019年2月15日

アサヒ飲料の始めたサービス

 

アサヒ飲料が始めた、フリーWi-Fiが搭載された自動販売機の設置。その存在をご存知の方はいらっしゃいますか。実はこのサービス、2012年から始まっているのです。それなのに口コミを見ても、なかなか世間に認知されていないWi-Fi自動販売機。

 

まず、2012年に第1号となるWi-Fi自動販売機が設置されました。それからしばらく期間が空き、2016年7月、17言語を対応したバージョンモデルを発表します。その後、同年11月に約500台が設置され、今現在、2020年へ向けて2千台を目指して普及を拡大させている真っ最中ということです。もっとも、2011年12月27日のサービス発表当初においては、専用ルーターを搭載した自動販売機から約50メートルの距離内で、Wi-Fi対応のスマートフォン・タブレット・ノートパソコンなどのインターネット接続を可能とさせ、自動販売機1台につき、数十台の同時接続に対応することを大々的に謳っていました。1回あたりの接続時間は最大30分程度。切断後に再び接続することも可能となっており、かなり便利そうなWi-Fiスポットです。

 

首都圏・仙台・中部・近畿・福岡の5エリアを中心とし、2012年中に約1千台の設置を予定。さらに5年以内には1万台の設置拡大を目指すとされていましたが、なぜかなかなか普及は成功せず、次の目標として掲げているのは、東京オリンピックの年である2020年までに2千台を達成させるというもので、現在再び注目を集めて評判も上々のようです。

 

機能・特徴・メリット

 

もともとアサヒ飲料が始めたサービスですが、今では「コカ・コーラ」や「サントリー」などの大手からも、Wi-Fi自動販売機は全国各地に設置されています。

 

その「Wi-Fi自動販売機」についてさらに詳しく見ていきましょう。Wi-Fi自動販売機は、誰でも利用でき、外国人観光客ももちろん利用可能。フリーWi-Fiスポットと言えば、2020年に開かれる東京オリンピックへ向けて、ただでさえ急ピッチでスポットを増やし続けることに力が注がれています。自動販売機本体がフリーWi-Fiスポットとなることで、猛暑日に水分を摂取する人も増え、ネットにも無料で接続できるとあって、かなり魅力的なフリーWi-Fiスポットと言えるのではないでしょうか。また、その機能はWi-Fiだけではありません。

 

・Wi-Fiルーターの無料提供

・便利でお手軽な電子マネーでの購入

・省エネ・環境にも配慮

・災害救援の安心機能

・もしもの際に前面に転倒しないよう防止板で安全設計

 

災害救援ということですが、日本は島国ならではですが、地震の多い国であり、昨今は地震に加えて異常気象に伴う集中豪雨、活火山の噴火、猛暑や極寒日などといった避難が必要な地域も多くあります。そうした被災地で電力供給が停止した場合に、自動販売機の内蔵バッテリーが稼働して貯蔵飲料の提供が可能となります。屋内に設置されている自動販売機であれば、社内の従業員や帰宅困難者へ。屋外に設置されている自動販売機であれば、被災地域住民への提供ができるのです。さらには、災害時・緊急時にはパスワードの入力をすることなく即座にインターネットに接続できますし、ダストボックスには簡易トイレなどの防災用品・防災食の備蓄まで可能と、優れた機能が満載です。知っておいて損はない情報であるといえるでしょう。

 

また、外国人観光客にも優しい機能が満載。中国語・韓国語・フランス語といった主要17言語で観光案内を提供してくれる機能が搭載されたものまで設置されています。この「フリーモバイルナビ」は、観光の利便性向上を役立てるとともに、アサヒ飲料と他社の自動販売機との差別化を図る目的で設置されており、2016年の段階で全国合計120台の設置が完了しています。この多言語での観光案内は、観光スポットの案内やイベント情報などを提供してくれるということです。

まとめ

 

付加機能として注目したいのは、防犯対策が可能となることです。施設の防犯対策や地域の見守りに貢献するネットワークカメラが内蔵された自動販売機であれば、街角にひっそり佇む自動販売機でも安心です。また、こうした自動販売機があることが世間に認識されることで、犯罪の抑止力ともなるでしょう。

 

・コカ・コーラのWi-Fi自動販売機

 

外国人観光客にとって自動販売機は非常に珍しいそうで、日本を代表する光景であるということで日々、記念撮影が行われています。コカ・コーラのWi-Fi対応自動販売機に内蔵されているWi-Fiは、安定性・高速度に秀でており、利用料金が徴収されることがありません。よって、実際に飲み物を買わずとも周辺にいるだけでネット利用が可能です。

 

・サントリーのWi-Fi自動販売機

 

接続時に認証手続きなどがないお手軽さが魅力的です。また、無線暗号化方式が採用されており、セキュリティ面が強化されていることが最大の特徴といえるでしょう。

 

フリーWi-Fiスポットは、2020年へ向けて増加の一途をたどっています。そんななかで、自動販売機のある休憩スペースなどは、カフェやレストランなどよりも値段も安く済み、飲み物を注文せずともネットが利用できるスポットです。街中で見つけたら、ぜひ利用してみてくださいね。