Wi-Fiルーターの寿命!買い換えるタイミングとは

2019年3月9日

無線LANルーターはWi-Fi環境に欠かせない設備です。パソコンだけでなく、スマートフォンやゲーム機器、家電などを繋ぐ需要な役割を果たします。生活に大切な無線LANルーターですが、寿命があるのをご存知ですか?

 

無線LANルーターの寿命とは

 

Wi-Fiを日常的に使っていても、無線LANルーターのことはあまり気にならなくなってしまいがちです。今まで使っていた無線LANルーターが、電源が入らなくなったり、速度が遅くなったり、または通信が不安定、突然途切れたら要注意。

 

その症状はもしかしたら、寿命のせいかもしれません。

 

・無線LANルーターの寿命は2種類

無線LANルーターの寿命には2種類あります。ひとつは故障や破損が理由で機械が壊れた場合の「機械の寿命」。もうひとつは使用中の無線LANルーターの通信技術が古くなった場合に起こる「規格の寿命」です。

 

機械の寿命…デバイスがWi-Fiに繋がっているのにうまく作動しない状態です。通信が途中で切れてしまった、または以前より通信速度が極端に遅くなったなどの症状が見られたら、買い換えたほうがよいかもしれません。

 

まだ機械が使えるようでも、セキュリティの面で古い無線LANルーターは注意が必要です。

 

規格の寿命…無線LANルーターには「IEEE802.11」というものがあります。これは国際的な基準を指し、規格ごとに通信速度が異なります。

 

無線LANルーターの規格は数年で新しくなるので、パソコンのOSサポートが終了する時と同じように、古いルーターを使うことで不具合が生じる可能性が出てきます。

 

・寿命の目安とは

それぞれの寿命を考える目安は以下の通りです。

 

○機械の寿命の目安

機器本体の寿命は4~5年と言われています。無線LANルーターの耐用年数は10年程で、使用環境がよく、特に初期不良もなければ長い間利用可能です。

 

○規格の寿命の目安

通信規格で考えた場合、無線LANルーターの寿命は2~6年です。通信規格は種類が豊富なので、2~6年の間隔で登場します。新しい通信規格の方が速度も速く、機器の同時使用もWi-Fiがスムーズに行えます。

 

このため、機械がまだ使える状態でも新しく買い替えが必要な場合があります。ほかにセキュリティも規格の寿命の考えられる目安です。セキュリティで考えると、無線LANルーターの寿命は2~5年とされます。

 

無線LANルーターの通信は不正なアクセスを防ぐために暗号化されおり、2~5年後ごとに更新されています。新しい通信の方が、セキュリティ強度が高く、個人情報が漏えいするのを防ぐためには最新の暗号化方式が必要と言えるでしょう。

 

無線LANルーターの寿命の症状と原因

無線LANルーターが寿命を迎える時に起こる症状と原因について紹介します。

 

・無線LANルーターの寿命の症状

無線LANルーターが寿命を迎える時に起こる症状と寿命の目安となる判断ポイントを紹介します。

 

○電源が入らなくなる

無線LANルーターは部品が少ないですが、コンデンサなどは劣化していきます。寿命の場合、電源が入らなくなると内部機器の経年劣化によるものかもしれません。コンセントを何度も抜き差ししてみて、電源ランプが付かなければ寿命だと考えたほうがよいでしょう。

○通信速度が遅くなる

一時的に遅くなるのではなく、何日も通信速度が遅くなるのが続いたら注意しましょう。ルーターを再起動させて解決できなければ、寿命を疑った方がよさそうです。

 

○通信が途切れがち

無線LANルーターが寿命だと、通信速度が途切れ途切れになりがちです。回線やプロバイダ側で障害がないか、念のためにプロバイダの公式サイトなどで確認してみましょう。何もないようであれば、寿命の可能性が高くなります。

 

・無線LANルーターが寿命を迎える原因は?

無線LANルーターが寿命を迎える原因としてさまざまなことが考えられます。

 

  • 経年劣化
  • 外部からの衝撃や振動
  • 湿気
  • Wi-Fi接続機器が増えた

 

湿気や熱が原因な場合、直射日光が当たったり、棚などの省スペースで十分に排熱できなかったりすると起こりやすくなってしまいます。また、引っ越しの際も注意が必要です。

 

移動の際の衝撃はもちろん、住宅環境の変化によってWi-Fiが接続しにくくなることがあります。その場合はより強い電波が必要となるので、無線LANルーターを買い替えることになりそうです。

 

無線LANルーターの寿命の判断ポイント

 

無線LANルーターは一時的な不具合を起こす場合もあるので、本当に寿命か判断しなければいけません。自分で確認できる方法を紹介します。

 

・再起動してみる

一時的な不具合だと再起動することで復活することがあります。1度電源を切り、数分待ってみてから再起動しましょう。それでも改善されなければ寿命だと考えられます。

 

・接続台数を減らしてみる

パソコンやスマートフォン、ゲーム機器など複数でWi-Fi接続していると通信の負担を無線LANルーターにかけ過ぎている状況かもしれません。1台だけでWi-Fiに接続してみて、通信できるか試してみてください。

 

寿命でない場合もWi-Fi機器と無線LANルーターの能力があっていない可能性も高いので、その場合も買い替えを検討したほうがよいでしょう。

 

・再インストール、ファームウェアを最新にする

無線LANルーターのドライバーを再インストールすることで、症状が治まることがあります。また、ファームウェアの最新も不具合が改善されるので試してみてください。

 

どちらも変化がなければ寿命の可能性があります。

 

・チャンネルを切り替えてみる

電波が混雑を起こしていて、Wi-Fi接続に問題がある状態かもしれません。近隣でWi-Fiを同時に使用していると、電波が混雑することがあります。チャンネルを「11a」に切り替えて接続してみましょう。

 

チャンネルを変えても接続が悪い状態が続くようなら、寿命が考えられます。

 

無線LANルーターが寿命を迎えるとパソコンやスマートフォン、タブレットなどが使いづらくなってしまいます。そうならないためにも、日頃からご自宅の無線LANルーターの寿命目安を確認しておきましょう。