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Wi-Fiの「規格」って?意外と知らない基本とは

2019年10月30日

Wi-Fiで通信する際には、使用するWi-Fiの規格によって、その通信速度やつながりやすさが異なります。そのため、使用用途に合わせた規格のWi-Fiルーターや、スマホやタブレットといったデバイスを選択することで、より快適に使用できるようになるのです。しかし、Wi-Fiの規格に関しては、ほとんどの方がどんなものなのか理解できていないのではないでしょうか。そこで、より快適にWi-Fiを使えるようにするために、Wi-Fiの規格に関する基本について説明したいと思います。

 

Wi-Fi規格の種類

 

一般的なWi-Fiルーターで利用されているWi-Fiの規格は5種類あります。

 

無線LANルーターで使われているWi-Fiの規格

Wi-Fiの通信規格は「2.4GHz帯」と「5GHz帯」という、2つの周波数帯に分類されます。

まず、2.4GHz帯には「IEEE802.11b」と「IEEE802.11g」、5GHz帯には「IEEE802.11ac」と「IEEE802.11a」。そして、両方の周波数帯で利用可能な「IEEE802.11n」の5種類が、一般的に利用されているWi-Fiの通信規格です。

 

なお、各規格の通信速度は、以下のようになっています。下にいくほど、新しい規格です。

 

・IEEE802.11b:最大通信速度11Mbps

・IEEE802.11a:最大通信速度54Mbps

・IEEE802.11g:最大通信速度54Mbps

・IEEE802.11n:最大通信速度600Mbps

・IEEE802.11ac:最大通信速度6.9Gbps

 

ご覧の通り、新しい規格になればなるほど、通信速度が速くなっていくのが分かると思います。最新の規格は「IEEE802.11ac」です。

 

Wi-Fiの通信速度は規格とアンテナ数がポイント

最新の規格である「IEEE802.11ac」がリリースされたのが2014年で、一つ前の規格「IEEE802.11n」がリリースされたのは2009年です。つまり、古いWi-Fiルーターは、当然ながら新しい規格には未対応となります。また、新しい規格に対応するのは、基本的に高価格帯のモデルからになるため、安価なモデルのWi-Fiルーターを購入した場合には、最新の規格に対応していないこともあるでしょう。

 

いっぽう、Wi-Fiルーターのアンテナ本数も、通信速度に影響を与えます。Wi-Fiの最大通信速度は、あくまでも理論上最大の数値となっているため、実際にはもっと遅くなるのが普通です。しかし、アンテナの数が倍になれば、通信速度も倍になります。また、3本になれば3倍の通信速度になるため、たくさんのアンテナが付いているWi-Fiルーターを選ぶことで、より快適に利用できるというわけです。

 

2.4GHz帯と5GHz帯の違いについて

 

次に、Wi-Fiで使われる2つの周波数帯の違いを説明します。

 

電波干渉を受けやすい2.4GHz帯

2.4GHz帯は対応するデバイスが多く、ほぼすべてのWi-Fiデバイスで接続することが可能です。また、障害物に強く壁越しでも電波がよく届くため、Wi-Fiが途切れにくいというメリットもあります。しかし、2.4GHz帯を使用するデバイスは、電子レンジやBluetoothデバイスなど非常に多いため電波が干渉する可能性が高く、Wi-Fiにつながりにくくなったり、通信速度が遅くなったりする点がデメリットです。

 

安定の5GHz帯

5GHz帯は2.4GHz帯に比べて対応するデバイスかも少ないため、電波干渉の影響を受けにくく安定した通信が可能になっています。さらに、通信速度も速いため、大容量ファイルのやり取りや動画閲覧などもストレスなく行うことが可能です。ただし、2.4GHz帯と比べると障害物に弱いので、壁や家具などが多い場所ではつながりにくくなる可能性があります。

 

つながる規格とつながらない規格

同じ周波数帯の規格同士は通信の互換性がありますが、2.4GHz帯の「IEEE802.11b」、「IEEE802.11g」と、5GHz帯の「IEEE802.11ac」、「IEEE802.11a」には、互換性はありません。ただし、同じ周波数帯同士の場合であれば互換性はありますが、速度は古い規格のものになってしまいます。なお、両方の帯域に対応している「IEEE802.11n」規格のWi-Fiルーターであれば、すべてのWi-Fiデバイスが接続可能です。

 

最新規格「IEEE802.11ac」とは

 

現在、最新のWi-Fi規格である「IEEE802.11ac」の説明をします。

 

高速通信規格「IEEE802.11ac」

「IEEE802.11ac」とは、現在最新のWi-Fi通信規格で、前世代の規格である「IEEE802.11n」に比べ、約11倍もの高速な通信速度が特徴です。ただし、Wi-Fiルーターが「IEEE802.11ac」に対応していても、接続するスマホなども「IEEE802.11ac」に対応していなければ、本来のスピードは発揮できませんので注意しましょう。

 

「IEEE802.11ac」が高速な理由

「IEEE802.11ac」は以下の技術により、通信速度の高速化を実現しています。

 

・MIMO(マイモ):複数のアンテナを使用して、複数の通信経路で同時通信を行うことにより大容量データの転送が可能。また、速度低下の要因である「マルチパス(壁や家具などに反射する電波)」を有効信号として活用することで、通信ロスを減らす

 

・マルチポスティング:複数のWi-Fiチャンネルを同時に利用して帯域幅を増やすことで、Wi-Fi通信の通り道を広くして大容量データ転送を可能にする

 

つまり、「IEEE802.11ac」では、Wi-Fi通信の通り道を拡張して転送可能なデータ量を増やし、かつデータの通り道を増やすことによって、大容量データを一度に送ることができるのです。

 

Wi-Fiの基本を押さえて快適に利用しよう

 

今回は、Wi-Fiの通信規格の基本について説明しました。規格ごとに通信速度にかなりの差がありますので、今使っているWi-Fiルーターの規格を確認してみることをおすすめします。もし、古い規格のWi-Fiルーターを使っている場合には、最新の規格に対応したものに交換することで、驚くほど快適な通信環境になる可能性もあるでしょう。今回得た知識をフル活用して、ぜひ実践してみてください。