ビジネスシーンに役立つ!クラウドWifi選びのポイント

2018年12月28日

「クラウド」とはなにか

新しい働き方として、IT業界で注目されている「クラウド」。皆さんも1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。最近はWi-Fiにも登場し、ビジネスやプライベートシーンでの活用が増えてきました。今回はそんな「Wi-Fiクラウド」について分かりやすく紹介します。

 

クラウドは正式名称を「クラウドコンピューティング」と言います。その仕組みはパソコン、及びスマートフォンからインターネットで、ソフトウェアやデーターを利用することができるものです。

ハードディスクの中の膨大なデーターもクラウドを使用することで、ネットワーク経由のサーバー上に保管することができます。パソコンの容量や負荷も軽減できるので、インターネット環境さえ整えば、効率よく作業が可能です。

 

クラウドはGmailやYahoo!メールなどのサービスにも利用されており、気が付かないうちに使っているという方も多いのではないでしょうか。

 

ビジネスを引率する「クラウド」

無線LAN(Wi-Fi)はこれまで、アクセスポイントと電波状況を個別で設定、管理する「自律型」、コントローラーによってアクセスポイントを一括設定する「集中管理型」の2種類に分けられていました。

 

「クラウド型Wi-Fi」はクラウド上でアクセスポイントを一括管理するので、コントローラーが不要です。また、初期投資が少ないのも大きな特徴といえるでしょう。ビジネスシーンをサポートする上で、切っても切れない関係となりました。

 

・アウトソーシングに便利なWi-Fi管理

アクセスポイントを設置するだけで始められるクラウド型Wi-Fiはその手軽さから、さまざまな場所で導入されています。全国展開している店舗、ホテルはもちろん、最近では学校や病院などの公共施設まで運用が増えてきました。

 

また、各企業でもクラウド型Wi-Fiのサービスを提供しています。設定や管理、障害などの対応はクラウドを通じて、通信業者、またはSIerに任せられるので、活用できればとても便利です。

 

・異なるクラウドWi-Fiのサービス

クラウドWi-Fiとして提供されているサービスは、一見同じように形態に思えますが、企業によっては得意分野やサービスモデルなど、提供範囲がそれぞれ異なります。

例えば、無線LAN環境だけのサービス、またはスイッチやルーター込みのネットワーク環境、それらを業務で活用できるサービスなど、比較してみると実にさまざまです。

 

・メリットとデメリット

○クラウドWi-Fiのメリット

クラウドWi-Fiは導入時、コントローラーの導入や設備が不要です。また、運用管理をサービス事業者に任せることができるので、複数のアクセスポイントへの展開、無線LANの増設が可能になります。

そのため、利用料は無線LANの数に応じて課金される仕組みです。ただし、無線LAN自体はサービスによって、導入する場合とレンタルで利用する場合、どちらかになります。

 

○クラウドWi-Fiのデメリット

複数のアクセスポイントを一括設定できるクラウドWi-Fiですが、ビジネスで使用する場合は複数企業でコントローラー機能を共用するため、ある程度機能が制限されてしまいます。

したがって、高度な機能をあまり必要としない中堅中小企業、及び多数の拠点を持っているためにIT管理者がいない企業、拠点や無線LANの変更が頻繁な場合はあまり適しているとはいえません。

クラウドWi-Fiを選ぶポイントとは

クラウドWi-Fiは外部サーバー内との通信により、グループウェアを利用するのが基本です。既存のソフトウェアとの統合や機能をこちらでカスタマイズすることはできないようになっています。

特殊な運用を用いたい場合にはニーズに応えられない場合があるでしょう。なので、特殊な運用には向かないと理解しておくことが必要です。

 

・クラウドWi-Fiのサービス例

リリースされているクラウドWi-Fiサービスで、最もビジネスシーンに使われているグループウェアは以下の通りです。

 

○office365

○サイボウズOffice 10

○Google Apps for Business

○Desknet’s NEO

 

上記以外にもグループウェアがリリースされており、それぞれの目的やサービス内容に合わせてカスタマイズされています。機能が豊富でも、自社の環境に適しているかどうか、それぞれの機能を比較してから利用しましょう。

 

・こんな企業にクラウド型Wi-Fiはおすすめ

以下の特徴に当てはまる企業はクラウド型Wi-Fiを利用するのに適しているといえます。

 

○常に最新のグループウェア機能の利用を求めている

○スマートフォン、タブレットなどのモバイルから、グループウェアへのログインが頻繁である

○初期費用を最大限に抑えたい

○サーバーの保守運用が可能なIT管理者を置いていない

○すぐにグループウェアを導入したいと考えている

 

各社独自の機能がサービスに実装されていますが、企業の環境に求められるソリューションの範囲を見極めることが重要となります。クラウドWi-Fiサービスを統合管理することが必要なのか、よく検討して判断しましょう。

 

現在、多くのサービスソリューションのクラウド化が進んでいます。システム導入を検討、もしくは迷っているという場合はメリット、デメリットや選び方のポイントを認識し、今後の運用の参考にしてください。