速度が遅くなる原因の1つ?!二重ルーターとは

2019年1月8日

二重ルーターって何?

「二重ルーター」という言葉をご存知でしょうか。二重ルーター状態とは、回線を接続する用の端末と、その後設置したWi-Fiルーターの両方と接続されてしまっている状態を指します。二重ルーター状態となっていてもインターネットの閲覧は可能なため、気が付かずそのままにしている…という方もいます。しかし、より快適にインターネットを利用したい方にとって二重ルーター状態は大敵です。

次からは、二重ルーター状態となることでどのようなトラブルがあるのかをご紹介します。普通にWi-Fiルーターを使っているつもりでも、気が付かないうちにいつの間にか二重ルーター状態となっていた!ということも十分あり得ます。二重ルーター状態で起こるインターネットのトラブルを理解し、対策ができるようにしましょう。通信速度が遅い気がする…など、少しでも違和感をおぼえる方は特に要チェックです!

 

二重ルーター状態で起こるトラブル

二重ルーター状態を推奨しない理由の1つとして、二重ルーター状態にしていると通信速度が遅くなるということが上げられます。インターネットに接続の際、ルーターは「ルート選択機能」の役割を担いっています。これは簡単に言うと、「どのルートでデータを転送するか」をジャッジする能力です。

たとえて言うなら、多様なデータを整理し円滑に通信が行えるようにする交通整理のような機能です。このように、ルーターが入ってくる通信データをチェックして転送しているので、その作業が二重になれば通信速度が遅くなってしまうことはイメージできると思います。快適にインターネットを利用するために通信速度は重要な要因ですので、このような事態は避けて通りたいものです。

 

さらに、二重ルーター状態だとDHCPサーバー機能が重複してしまうという問題もあります。DHCPサーバーとは、自動で端末にたいしてIPアドレスを割り振る機能のあるコンピューターのこと。この機能は、Wi-Fiルーターや回線事業者から提供される機器にも搭載されています。かつてIPアドレスの設定は手動でおこなっていましたが、DHCPサーバーのおかげで自動に設定できるようになりました。

DHCPサーバー機能は非常に便利で、1つのインターネット回線を家庭内や事務所内など、複数の機器を使っている場合それぞれの端末に自動でIPアドレスを割り振ってくれるのです。しかし、二重ルーター状態となってしまうと、この便利な機能があだとなってしまうことも。

回線業者から提供されるDHCPサーバーが各端末にIPアドレスを割り振っているのにも関わらず、あとからWi-Fiルーターが再びIPアドレスを割り振った場合、インターネットに接続できなくなる原因となってしまいます。これは、Wi-Fiルーターにより割り振られたIPアドレスが間違っていると判断されるため起こります。

 

このようなことを防ぐために、Wi-FiルーターのDHCPサーバー機能はオフにしておく必要があるのです。IPアドレスに関しては、回線業者からのIPアドレスを利用することにしてWi-Fiルーターには無線LANとつながる機能だけを担って貰うようにすると接続がスムーズになるでしょう。このように、無線の電波を発するだけの機能に制限することを「ブリッジモード」や「アクセスポイントモード」と呼んでいます。

以上からわかるように、普通にWi-Fiルーターを使いインターネットに接続しているつもりでも二重ルーター状態となっている可能性があるのです。

 

二重ルーターを解消して快適にインターネットを

二重ルーター状態になっているかどうかは、インターネットに接続している経路を調べることでわかります。スマホを使えば「Trace Route」などのアプリを使うと二重ルーター状態であるかどうかを簡単に調べることができます。使い方は簡単で、アプリを起動したら任意のサイトのURLを入れて「Start」をタップするだけ。この時、IPアドレスが2つ以上表示されたら二重ルーター状態ということになります。

また、回線業者からの端末にルーター機能がついている際にWi-Fiルーターを追加した際も二重ルーターとなっている可能性があります。Wi-Fiルーターを複数台持っている時も同様です。その際は、使いたいルーター以外を取り外すことで二重ルーター状態が解消されます。自分で購入したルーターを利用したい場合は、回線業者からの端末からを停止させましょう。回線業者からの端末でルーター機能がついている場合、ブラウザからの設定できる業者もあるようです。詳しくは契約している業者に問い合わせてみましょう。

 

現在、二重ルーター状態となっているならそれを解消することをお勧めします。通信速度は快適にインターネットを利用するための要。速度が上がればストレスなくインターネットを利用することができます。今は二重ルーター状態でなかった方も、今後二重ルーター状態とならないための対策が必要です。回線業者からの端末にルーター機能がるかどうかはあらかじめ把握し、むやみにWi-Fiルーターの台数を増やさないようにしましょう。二重ルーター状態かどうかをぜひ一度チェックしてみましょう。