5Gって何?4Gとの違いと性能をチェック

2019年9月6日

最新の通信規格として発表されている5Gとは、一体どのようなものなのでしょうか。

 

今回は4Gとの違いにフォーカスし、違いと詳しい性能についてご紹介します!

 

◼️そもそも5Gってどんなものなの?

 

まずは5Gの基本情報について見ていきましょう。

 

5Gとは「5th Generation」の略で「第5世代移動通信システム」のことを指します。5Gの読み方は「ファイブジー」で、次世代の通信ネットワーク規格のことをいいます。

 

5Gの最大通信速度は下りが10Gbps(ギガビット毎秒)を予定しており、理論値最大速度が下り20Gbps、上り10Gbpsといわれています。4Gよりもかなり高速化しているのが特徴で、よりサクサクインターネットが使えるようになるでしょう。

 

さまざまな点で4Gよりも進化しており、より多くのメリットを受けられることになるはずです。

 

また5Gは、NTTドコモやau、ソフトバンクなどの通信キャリアによる2020年の商用サービス化が予定されています。

 

◼️4Gとは

 

4Gとは「4th Generation」の略で「第4世代移動通信システム」のことを指しています。5Gが発表される以前は、4Gがもっとも速い通信速度を有していました。

 

LTEとも呼ばれる4Gですが、「Long Term Evolution」の略称であるLTEは、正確には3Gと4Gの間の通信規格といわれています。

 

◼️5Gと4Gの違い

 

5Gは4Gと比べて大きく4つの点で異なります。それは、高速化・大容量化・低遅延性、多数同時接続の4点です。それではこの4つを詳しくご説明していきます。

 

▼1.高速化する

 

5Gは高速化するので、4Gよりもより速い通信速度でインターネットに接続することが可能です。

 

5Gは理論値最大速度が20Gbps(ギガビット毎秒)で、現在もっとも高速である4Gの理論値最大速度1288Mbps(メガビット秒)を大きく上回ります。

 

5Gが商用化することで、携帯電話やスマートフォンでの通信速度が格段に高速化するといえるでしょう。

 

▼2.大容量化する

 

通信速度が高速化すると、動画コンテンツがより大容量化することが予想されています。動画コンテンツの大量化は通信トラフィックを増加させ、回線を混雑させることにつながります。

 

回線が混雑するとどうなるかというと、通信速度が低下したり通信回線にトラブルが起こったりしてしまうのです。

 

しかし5Gは大容量化にも対応しているので、通信回線の混雑を起こすことなくトラブルを回避できると考えられています。

 

また、大容量化した5Gを利用した、スタジアムでの一斉動画配信サービスやVR動画コンテンツの送受信なども想定されています。

 

▼3.低遅延性を得られる

 

5Gでは低遅延性を得られます。低遅延性とはつまり、タイムラグが極めて少なくなるということです。タイムラグなしにリアルタイムで遠隔操作が可能になります。

 

もちろん現在の4Gでも通信の遅延は0.05秒未満であるといわれているので、日常生活に支障はきたしません。

 

しかし、今後実用化が想定されている自動運転や遠隔医療では、少しの遅延が命取りになってしまいます。人の命がかかっているので、ちょっとしたタイムラグも許されないのです。

 

5Gの遅延は、4Gの0.05秒未満よりもさらに短い0.001秒程度になるといわれています。医療や自動車といった人命に関わるところに活用しても事故につながりにくいでしょう。

 

▼4.同時接続できる端末数が増える

 

5Gは1平方キロメートルの範囲で、同時に100万台の機器と接続が可能になるといわれています。1基地局あたりでは約2万台です。1世代前の4Gと比べて30〜40倍の機器を接続できることが予想されています。

 

近年、エアコンや照明、テレビや冷蔵庫などといったインターネットにつながるIoT家電が増えてきています。それらの増加により、同時接続数も多くなっているのです。

 

家電以外にも医療や工場のロボット、公共交通機関でもインターネットに接続されるものが増えています。このような時代の流れによって増えてきたIoT家電を、よりサクサクつなげられることでしょう。

 

◼️5Gでできること

 

それではここからは5Gでできることをご紹介しましょう。

 

まずは医療の遠隔化です。遠隔化が実現すると、その場にいなくても手術が可能になります。医師不足と高齢化が深刻化する地方において、高い技術の医療が受けられるようになるでしょう。

 

他にも、車の自動運転化や農業のスマート化、教育のオンライン化が5Gを利用することによって実現すると予測されています。

 

数十年前には夢物語のようだった事柄がどんどん実現される未来がすぐそこに迫っています。

 

◼️まとめ

 

5Gは4Gに比べてより優れた通信速度、容量、低遅延、そして同時接続端末数を実現してくれます。

 

日常生活において使う分には4Gでも何ら問題はありません。しかし、精度を必要とする自動車や医療などの分野において、これから特に5Gを活用したケースが増えていきそうです。