街のWi-Fiスポット「公衆無線LAN」を知ろう

2019年10月9日

最近、街の至るところにWi-Fiスポットがあるのをご存知でしょうか。スマホの「Wi-Fi」確認画面で見てみると、たくさんのSSID(Wi-Fiのネットワーク名)が確認できると思います。しかし、これほどまでにたくさんの種類があると、一体どんなWi-Fiサービスで、つなぎ方はどうするのかなど、混乱する方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、街のWi-Fiスポットである公衆無線LANを、有料と無料のものを分けて紹介したいと思います。

 

有料の公衆無線LAN

 

まずは有料の公衆無線LANサービスを紹介します。

 

Wi2 300

「Wi2 300」とは、KDDIの子会社である「株式会社ワイヤ・アンド・ ワイヤレス」が提供する有料の公衆無線LANサービスです。印象的な青いハリネズミのキャラクターを見たことがある方もいらっしゃると思います。なお、Wi2 300の契約者は、「UQ Wi-Fi」、「BBモバイルポイント」の利用も可能です。さらに、au Wi-Fiの契約にはwi2 300も含まれているため、auユーザーの方であれば、そちらと契約した方が断然お得になります。

 

Wi2 300の特徴は、以下の通りです。

 

・SSID:「Wi2」、「Wi2_free」、「Wi2_club」、「wifi_square」

ただし、「Wi2premium」、「Wi2premium_club」はオプションサービスのため100円(税込み)/時の別料金が必要

  • Wi-Fiスポット数:200,000箇所以上

・料金:362円(税抜き)/月(初月無料)

・条件 :wi2 300の契約が必要

 

BBモバイルポイント

「BBモバイルポイント」とは、ソフトバンクが提供している公衆無線LANサービスになります。ソフトバンクやYモバイルユーザー以外も、「OCN」や「so-net」といった、一部他社ネットプロバイダーとの契約者も利用できる点が特徴です。ただし、Wi-Fiスポット数が少ない点は、デメリットといえるでしょう。

 

BBモバイルポイントの特徴は、以下の通りです。

 

・SSID:「mobilepoint」、「mobilepoint1」、「mobilepoint2」

・Wi-Fiスポット数:5,200箇所以上

・料金:0円~(プロバイダーごとに異なる)

・条件:ソフトバンク、または対応プロバイダーとの契約が必要

 

OCN モバイル ONE Wi-Fiスポット

「OCN モバイル ONE Wi-Fiスポット」とは、「OCN モバイル ONE」を運営する「NTTコミュニケーションズ」が提供する公衆無線LANサービスです。OCN モバイル ONE、またはBIC SIM(OCN版)の契約者であれば利用できます。

 

OCN モバイル ONE Wi-Fiスポットの特徴は、以下の通りです。

 

・SSID:「0001_Secured_Wi-Fi」

・Wi-Fiスポット数:82,000箇所以上

・料金:無料

・条件:「OCN モバイル ONE」または「BIC SIM(OCN版)」との契約が必要

 

UQ Wi-Fi

「UQ Wi-Fi」とは、「UQ WiMAX」や「UQモバイル」を提供しているKDDIの関連会社「UQコミュニケーションズ株式会社」が提供している公衆無線LANサービスになります。

 

UQ Wi-Fiには、

 

・UQ Wi-Fiワイド:UQ Wi-Fiエリア + wi2 300(SSID:wifi_squareのみ利用可)

・UQ Wi-Fiプレミアム:UQ Wi-Fiエリア + Wi2 300(全SSID利用可)

 

という2つのプランがあります。WiMAXのユーザーであれば「UQ Wi-Fiワイド」が、WiMAX2+ユーザーの場合には「UQ Wi-Fiプレミアム」が利用可能です。

 

UQ Wi-Fiの特徴は、以下の通りです。

 

・SSID:「UQ_Wi-Fi」

・Wi-Fiスポット数:UQ Wi-Fiワイド:約7,000箇所以上、1UQ Wi-Fiプレミアム:10,000箇所以上

・料金:WiMAX、WiMAX2+契約者は無料

・条件 :WiMAX、WiMAX2+どちらかの契約が必要

 

無料の公衆無線LAN

 

次に、無料の公衆無線LANサービスを紹介したいと思います。

 

FREESPOT

「FREESPOT」とは、「FREESPOT協議会」と呼ばれる団体に認定されたWi-Fiスポットで、多くの飲食店や公共施設に提供されている無料の公衆無線LANサービスです。

 

FREESPOTの特徴は、以下の通りです。

 

・SSID:「FREESPOT」、「freespot=SecurityPassword」

・Wi-Fiスポット数:13,000箇所以上

・料金:無料

・条件:FREESPOTに接続した後、メールアドレスの入力が必要

 

FON

「FON」とは、世界中で展開されている無料の公衆無線LANサービスです。全世界150か国、2,000万、国内では120万箇所以上のWi-Fiスポットが利用できます。FONは無料で利用できますが、利用するためには「Fon2412J」というルーターを購入して、利用登録が必要です。

こうすることで、他のユーザーが保有しているFONに接続できるようになります。

 

FONの特徴は、以下の通りです。

 

・SSID:「FON_FREE_INTERNET」、「FON_FREE_EAP」

・Wi-Fiスポット数:1,200,000箇所以上

・条件:「Fon2412」購入後、利用登録が必要

 

FREE Wi-Fi PASSPORT

「FREE Wi-Fi PASSPORT」とは、訪日外国人向けにソフトバンクが提供する無料の公衆無線LANサービスです。接続方法として、電話による認証を行っている点が大きな特徴になります。Wi-Fiスポットに接続する際、表示される電話番号に連絡してパスワードを入手して、入力することでWi-Fiの利用が可能です。なお、訪日外国人向けということもあり、電話の音声も英語、中国語、韓国語に対応しています。また、日本人も利用可能です。

 

FREE Wi-Fi PASSPORTの特徴は、以下の通りです。

 

・SSID:「FREE_Wi-Fi_PASSPORT」、「FREE_Wi-Fi_PASSPORT_J」

・Wi-Fiスポット数:400,000箇所以上

・条件:訪日外国人の人が電話にてパスワードを取得して認証、パスワード入力から2週間

 

あらゆるところで利用できるWi-Fi

 

今回紹介した公衆無線LANサービスは、日本の至るところで利用できますので、Wi-Fiの利用に困ることもそれほどないのが実情です。また、FONのように海外で利用できるサービスもあるので、有効活用したいところでしょう。欲を言えば、すべてのサービスが無料になれば言うことないですね。