スマートスピーカーって何?Bluetoothスピーカーとどう違うの?

2019年12月10日

ようやく日本でも少しずつ認知されつつあるスマートスピーカーですが、未だに「Bluetoothスピーカーと何が違うの?」という方も多いようです。そこで今回は、スマートスピーカーがどのようなものなのか、その機能や代表的なデバイスを紹介します。

 

スマートスピーカーとは

 

「スマートスピーカー」とは、音声操作に対応した対話型AIアシスタント(AIエージェント)が利用できるスピーカーのことで、「AIスピーカー」とも呼ばれる場合があります。たとえば、現在多くの方は何か調べものがある場合には、スマホで検索して調べるという方法を取るのが一般的だと思いますが、スマートスピーカーであれば「〇〇って何?」、「〇〇調べて」と話かけるだけで、検索結果をAIアシスタントが音声で教えてくれるのです。また、ネットでの調べもの以外にも、音楽を聴いたり、買い物をしたりする操作を音声のみで行うことができます。また、最近では家電のIoT化が進んでおり、それらをスマートスピーカーでコントロールするスマートハウスなども登場し注目を集めています。

 

いっぽう、Bluetoothスピーカーは、基本的に音楽を聴くためのスピーカーとしての機能しかないため、スマートスピーカーのように話しかけたりすることはできません。

 

スマートスピーカーでできること

 

では、スマートスピーカーで何ができるのか、代表的な事例を紹介します。

 

ニュースや天気・音楽などを聞く

前述した通り、スマートスピーカーに「〇〇調べて」と話しかけることで、さまざまな情報を簡単に教えてもらうことができるのですが、「ニュースを読んで」と話しかけることで、その日の代表的な記事をいくつか読み上げてくれるといったことも可能です。また、「今日の天気は?」と聞けば天気予報を教えてくれますし、「△△の曲聞きたい」と言えば、そのアーティストの楽曲を流してくれたりもします。また、ネットラジオなどのサービスと連携すれば、「〇〇放送局かけて」と話しかけるだけで、ラジオ番組を聞くこともできるでしょう。

 

IoT家電のコントロール

インターネットにつながるスマートTVやスマート冷蔵庫といった、いわゆるIoT家電をスマートスピーカーからコントロールすることが可能です。また、家の照明やカーテンレールも、IoT対応しているものであればコントロールできます。たとえば、「TVつけて」、「照明つけて」といったようにスマートスピーカーに話かけるだけで、操作することが可能なのです。また、さまざまなIoT家電の動作をまとめて登録することもできます。たとえば、「おはよう」というワードに「照明を点ける、カーテンを開く、エアコンをつける」といった操作を紐づけることで、すべての操作をたった一言で行うことができるのです。

 

スケジュールやメモなどの確認や入力

スマートスピーカーはスマホやクラウド上のアプリなどと連携することができますので、スケジュールを確認したり、メモを取ったりという操作を行うことが可能です。たとえば、「12日の13時から〇〇さんをスケジュールに追加して」などと言えば、スケジュールに予定を追加することができます。また、「たまごをショッピングリストに追加」と言えば、クラウド上のメモ帳に気づきとしてメモに残すことも可能です。

 

おすすめスマートスピーカー3選

 

それでは、代表的なスマートスピーカーを3つ紹介しますので、購入時の参考にしてもらえればと思います。

 

Amazon Echo

「Amazon Echo」とは、Amazonが自社開発したスマートスピーカーで、AIアシスタント「Alexa」が搭載されているスマートスピーカーの先駆けとなったデバイスです。

 

「Alexa 〇〇」といったように話しかけることで音声コマンドを認識し、さまざまな操作が可能になります。また、「スキル」と呼ばれるスマホでいうところの「アプリ」のようなものをAlexaに追加することで、さまざまなサービスを受けることも可能です。たとえば、出前スキルを追加すればAlexaに話しかけるだけで出前の注文をしてくれたり、カラオケのスキルを追加すれば人気のカラオケ楽曲が流れてきますので、たとえば手が塞がっていてる料理中でもカラオケを歌ったりすることが可能になります。また、最近ではモニターを搭載したタイプの「Echo Spot」、「Echo Show」といったラインアップも登場し、サービスのバリエーションが増えています。そのため、「Amazon Music Unlimited」といった音楽サービスだけでなく、「Amazon Prime Video」といったサブスク動画サービスの利用もできるのです。

 

Google Home

「Google Home」とは、Googleが自社開発したスマートスピーカーです。AIアシスタントである「Google アシスタント」が搭載されているため、Android スマホではすっかりおなじみの「OK Google」、「ねぇGoogle」といった音声で操作することができます。Amazon Echoと同じようにニュースや天気予報などの読み上げ、Spotify、Google Musicといったサブスク音楽サービスが利用可能です。また、「Chromecast」と連携すれば、TVなどで動画を再生することもできます。

 

LINE Clova

「LINE Clova」は、メッセージアプリのLINEが開発したAIアシスタント「Clova」を搭載したスマートスピーカーです。Amazon EchoやGoogle Homeなどで実施できる一通りの機能に加え、LINEのメッセージを送ったり、メッセージの読み上げといった独自のサービスが受けられたりする点が特徴になっています。もちろん、同社の提供するサブスク音楽サービス「LINE MUSIC」との連携も可能です。また、LINE Clovaの大きな特徴として、赤外線機能があります。これにより、赤外線でしか制御できないテレビやエアコンなどの操作がLINE Clovaでも可能になるため、家の中の家電を自由自在にコントロールできるというメリットがあるのです。

 

シニアやお子さんにもおすすめ

 

今回は、スマートスピーカーがどのようなものなのか、その機能や代表的なデバイスを紹介しました。スマートスピーカーは話しかけるだけで簡単に操作できますので、ITに弱いシニアや文字が読めないお子さんでも操作できるため、今後さまざまな用途が広がっていくことが予想されます。家中のほとんどすべてのものが音声で操作できるようになる日も、もうそれほど遠くないのかもしれません。