Wi-Fiがすぐ途切れる……/スマホやパソコンで試すべき方法

2020年2月18日

自宅などでWi-Fiに繋いでいるのに、「すぐ途切れてしまう……」なんてことはありませんか。ひどい場合には、「4GやLTEのほうが早いから、家ではWi-Fiをオフにしてます」なんて方もいらっしゃるようです。しかし、それでは毎月の利用料金を払ってまで、Wi-Fiの契約をする意味がありません。なんとかして有効活用したいところですよね。そこで今回は、Wi-Fiがすぐ途切れるときの対処法を紹介したいと思います。

 

Wi-Fiが途切れるとき最初に試すべきこと

「Wi-Fiがすぐ途切れる……」というときは、まず以下の方法を試してみてください。

 

Wi-Fiルーターと通信デバイスを再起動

Wi-Fiがすぐに途切れる場合には、その原因がWi-Fiルーターと通信デバイスのどちらにあるのか分からないことがほとんどだと思います。そのようなときに試してもらいたいのが、Wi-Fiルーターとスマホなどの通信デバイスを再起動してみることです。軽度な通信の途切れ程度であれば、この方法で改善される場合も多いでしょう。したがって、Wi-Fiがすぐ切れると感じたときは、まずWi-Fiルーターと通信デバイスを再起動してみることをおすすめします。

 

最新版のOSにアップデート

スマホやタブレット、パソコンといった通信デバイスを制御する「OS」が、Wi-Fiが途切れる原因になっている可能性もあります。特に、ずっとアップデートせずに古いバージョンのOSを使い続けているような場合には、Wi-Fiの接続に障害が出ることもありますので、できるだけ最新版のOSにアップデートするようにしましょう。

 

Wi-Fiルーターの設置場所を変える

電波を発するWi-Fiルーターは、できるだけ通信デバイスの近くに設置するべきです。たとえば、Wi-Fiを使う部屋の中心で、できるだけ高い位置にルーターを設置するだけでも改善効果がみられます。こうすることで、障害物などに邪魔されずWi-Fiルーターからスムーズに電波が通信デバイスに届くようになりますので、安定した通信が可能な状況になるのです。Wi-FiルーターはTVや家具などの背面に設置されることが多いものですが、障害物の近くで電波が広がりにくくなる可能性があるため、避けたほうがよいでしょう。

 

また、Wi-Fiの電波は水を透過しにくいという特性があるため、キッチンや風呂場といった水回りの近くにWi-Fiルーターを設置するのも避けるべきです。さらに、Wi-Fiを床に直接置くと、床に反射して電波が通りにくくなる原因になる場合もありますので、これも避けたほうがよいでしょう。

 

Wi-Fiが途切れやすいときは、このようにWi-Fiルーターを設置する場所を変更してみるだけでも、通信状況が改善されることがありますのでぜひ試してみてください。

 

アンテナの向きや角度を調整

Wi-Fiルーターの中にはアンテナ付きのものがあるのですが、アンテナの向きを調整しすることで通信状態が改善される場合があります。一般的にWi-Fiの電波はアンテナに対して垂直に飛ぶ性質があるものです。そのため、アンテナに対して垂直方向にあるデバイスに、もっとも電波が届きやすくなります。

 

いっぽう、1階にWi-Fiルーターを設置している2階建てや3階建てのお宅の場合には、アンテナの角度を斜めに調整することでWi-Fiが繋がりやすくなる可能性もあるでしょう。とはいえ、2階や3階になると、Wi-Fiルーターと通信デバイスの物理的な距離も遠くなりますので、それが原因で電波が途切れやすくなる可能性はあります。

 

また、アンテナが付いていないように見えるWi-Fiルーターにも、内部にアンテナが付いていますので、Wi-Fiルーターそのものの位置や向きを調整すれば、アンテナの方向を調整することが可能です。

 

Wi-Fiの中継機を置く

広い家やや複雑な間取りの家の場合、Wi-Fiルーターをどこに設置しても通信状態がよくないというケースもあります。その場合には、Wi-Fiの中継器を設置することで通信状況が改善される可能性があるので試してみてください。Wi-Fiの中継器を置くことで、電波が届きにくい場所へ安定的に供給ができるようになりますので、Wi-Fiが途切れやすい状況が大幅に改善されると思われます。また、Wi-Fiの中継器を設置することで、メインのWi-Fiルーター対象エリアの通信も安定化するという点もメリットです。ただし、中継器を置く場所もWi-Fiルーターと同様、家具や電波干渉する可能性が高いデバイスや、水回りの近くは避けるようにしましょう。

 

プロバイダーを変更してみる

プロバイダーによっては、夜間や休日など多くのユーザーが利用する時間帯になると、回線が混雑する影響でWi-Fiが途切れやすくなったり、遅くなったりすることが多くなります。つまり、Wi-Fiのプロバイダーによっても、Wi-Fiの最大通信速度が変化するというわけです。よって、通信状況が常に安定しているプロバイダーに変更することで、電波が途切れやすい状態が改善される可能性もあります。したがって、Webなどの口コミ情報なども参考にして、できるだけ安定した通信が可能になるWi-Fiのプロバイダーを探し、そちらに変更してみるというのも一案です。

 

iPhoneのWi-Fiが途切れるとき

ここからは、Wi-Fiに接続する代表的な通信デバイスごとに、途切れやすい状況を改善する方法を紹介していきたいと思います。まずは、iPhoneからです。

 

機内モードになっていないか確認する

iPhoneの「機内モード」が「オン」になっていると、Wi-Fi機能が「オフ」になる場合があります。その場合、当然Wi-Fiにも接続できなくなりますので、以下どちらかの方法で対処しましょう。

 

・機内モードをオフにする

・機内モードはオンのままWi-Fiを「オン」にする

 

なお、iPhoneではiOS11以降、機内モードにした状態でWi-Fiをオンにすると、その状態が記憶されるため、次回からは機内モードオンにしてもWi-Fiはオンになります。どちらも、設定かコントロールセンターで再設定が可能です。

 

Wi-Fiの接続を「オフ」→「オン」してみる

iPhoneのWi-Fi接続がオンになっているのに、Wi-Fiが途切れやすい場合には、一旦「オフ」にした後、もう一度「オン」にすることで通信状況が改善する場合があります。この場合も、設定かコントロールセンターで再設定が可能です。

 

iPhoneを再起動

iPhoneを再起動することで、トラブルが解消するケースも意外に多いものです。たとえば、iPhone11であれば、電源ボタンとボリュームボタンの下を長押しすることで、電源をオフにすることができます。少し時間を置いた後、電源ボタンを押して再びiPhoneを起動させましょう。アップルのマークが画面に現れて、しばらく経つと無事再起動完了です。その後、Wi-Fiの接続状況を、もう一度確認してみましょう。

 

Wi-Fiルーターの近くでWi-Fiを使う

iPhoneでWi-Fiを使っている場所がWi-Fiルーターから離れすぎていると、電波は途切れやすくなります。したがって、単純にiPhoneを持ってWi-Fiルーターに近づくだけでも、通信状況が改善される場合があるのです。もしWi-Fiルーターの近くでWi-Fiが安定的に使用できた場合は、Wi-Fiルーターとの距離が電波の途切れやすい原因である可能性が高くなります。その場合、Wi-Fiルーターの設置場所を再検討する必要が出てくるでしょう。

 

Wi-Fiの設定を再入力

特定のWi-Fiネットワークに接続しているとき途切れやすい場合には、iPhoneから該当するWi-Fiネットワークの設定を削除して、もう一度設定しなおすことでトラブルが解消される場合があります。

 

まず、iPhoneの「設定」→「Wi-Fi」をタップして、該当するWi-Fiネットワークを選択します。次に、最上部にある「このネットワーク設定を削除」をタップして「解除」をタップすれば、該当するWi-Fiネットワークの設定がiPhoneから削除され、接続できない状態になります。この後、もう一度「Wi-Fi」の画面で、該当するWi-FiネットワークのSSIDをタップしてパスワードを入力すれば、再び接続することができますので、通信状況が改善されたかチェックしてみましょう。

 

特定のアプリが途切れやすい場合

特定のアプリだけがWi-Fiの通信が途切れやすい場合には、該当するアプリが最新バージョンになっているか確認することも重要です。もし、アプリ側の不具合であれば最新バージョンにアップデートすることでトラブルが解消される可能性もあります。また、通信対戦するゲームなどの場合には、Wi-Fiが原因でなく、サーバとの通信がしにくい状況になっているケースもありますので、メーカーのホームページやSNSなどの情報で確認してみるとよいでしょう。

 

iPhoneのOSを最新バージョンにアップデート

iPhoneのOS(iOS)を最新バージョンにアップデートすることで、Wi-Fiの接続状況が改善されるケースもあります。iOSのバージョンを確認する方法は、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップすればOKです。このとき、「お使いのソフトウェアは最新です。」と表示されていればiOSがすでに最新版になっているため、その他の原因を疑う必要がありますが、そうでない場合はアップデートしておきましょう。なお、「自動アップデート」機能を「オン」にしておくことで、常に最新版のiOSにすることができます。

 

IPアドレスの手動入力

Wi-Fiネットワークには、静的IPアドレスと呼ばれるものがあるのですが、これをiPhoneに手動入力することで通信が安定する場合があります。「設定」→「Wi-Fi」をタップして該当するSSIDの右横にある「!」をタップして、表示されている「IPアドレス」、「サブネットマスク」、「ルーター」の値をメモしておきましょう。次に、「Wi-fi」 をタップして 、

「DNSを構成」をタップし「自動」 を選択します。そして、ここに表示された「DNSサーバ」の値もメモしておきましょう。

 

「戻る」→「IPを構成」とタップして「自動」を選択した後、「手動」に変更します。 「IPアドレス」に先ほどメモしたIPアドレスの末端の数字(65~254に変更したもの)を入力しましょう。次に、「サブネットマスク」と「ルーター」にも先ほどメモしたサブネットマスクの値も入力して「保存」を選択します。

 

再び、「DNSを構成」の「自動」をタップした後、「手動」を選択し「サーバを追加」を選択しましょう。「DNSサーバ」にDNSサーバの値を入力して「保存」をタップすれば設定完了です。最後に、Wi-Fiに問題なく接続できるか、再度確認しておきましょう。

 

AndroidスマホのWi-Fiが途切れるとき

次は、Androidスマホが途切れやすい場合の対処法を紹介します。

 

機内モードになっていないか確認する

iPhoneと同様Androidスマホも機内モードになっていると、Wi-Fiに接続できなくなる場合がありますので、

 

・機内モードをオフにする

・機内モードはオンのままWi-Fiを「オン」にする

 

のどちらかの方法で対処するようにしましょう。

 

Wi-Fi最適化設定をオフにする

AndroidスマホのWi-Fi最適化の設定をオフにすることで、通信状況が改善される場合があります。「設定」→「Wi-Fi最適化」とタップしてチェックを外して、トラブルが解消されるか確認してみましょう。あまり状況が変わらない場合は、別の原因の可能性が高いため、その場合は再びWi-Fi最適化のチェックを入れておいても構いません。

 

スリープ中もWi-Fiに接続する

スリープ状態の間もWi-Fiの接続を許可することで、接続しやすくなる場合があります。

「設定」→「Wi-Fi」→「スリープ時のWi-Fi接続」タップしましょう。「使用する」になっていない場合は、こちらを選択してください。また、常に通信状態になることでバッテリーの消費が気になる方は、「充電時に使用する」を選択してみてもよいでしょう。

 

Androidスマホを再起動する

Androidスマホを再起動してみることで、トラブルが解消するケースもあります。Andoridスマホの電源を長押しすれば、電源をオフにできますので、少し時間を置いた後、電源ボタンを押して再び起動させましょう。その後、Wi-Fiの接続状況を確認して問題なければOKです。

 

パソコンのWi-Fiが途切れるとき

家で仕事をする方は、パソコンとWi-Fiの接続が途切れやすい状況になることもあると思います。対処法を紹介しますので参考にしてみてください。

 

パソコンを再起動してみる

パソコンとWi-Fiの接続が途切れやすいときには、パソコンを再起動することでトラブルが解消される場合があります。

 

・Windows10の場合:スタートメニューの「電源」をクリックした後、「再起動」をクリックしましょう。また、「Alt + F4」を押すことで再起動する方法もあります。

・Macの場合:画面左上にあるアップルマークにある「再起動」をクリックします。

 

再起動後、Wi-Fiとの接続状況が安定化しているか、確認しておきましょう。

 

トラブルシューティングの実施

パソコンがWi-Fiに繋がりにくいときには、「トラブルシューティング」を実施してみるのもひとつの方法です。

 

・Windows10の場合:画面右下のネットワークのマークを右クリックして、「問題のトラブルシューティング」から実施できます。Wi-Fiの診断が行われますので、画面の指示に従いましょう。何かトラブルが発生している場合は、「問題を解決します」と表示されますので、しばらく待ちましょう。

 

・Macの場合:画面左上にあるアップルマークから「システム環境設定」→「アシスタント」をクリックして、診断ボタンを選択することでトラブルシューティングの結果が出ますので待ちましょう。

 

定番の対処法を覚えておくと安心

今回は、Wi-Fiがすぐ途切れるときの対処法を紹介しました。Wi-Fiに接続する通信デバイスにはたくさんの種類がありますが、対処法は概ね同じです。そのため、定番の対処法を覚えておけば、それらをいくつか試してみることでほとんどのトラブルが解消されますので、ぜひこの機会に覚えてしまいましょう。